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その1:冬のクレムリン周辺

自分でもいつ撮影したのか分からない(笑)、真冬の雪の中の赤の広場とクレムリンの中の風景の写真です。

 

クレムリンの中の“大砲の皇帝”。16世紀末に作られた大砲で、口径890mm、重量40t。前に置いてある弾丸は19世紀になって作られた飾り物。実際には1度も使用されたことはないそうです。バレエが上演されるクレムリン大会宮殿の近所にあります(クレムリン敷地内)。
こっちは上の”大砲の皇帝”の近くにある、”鐘の皇帝”。1733−35年に作られたもので、高さ6m、重さ200t。横にいる人間と比べて下さい(雪も降ってますね…)。この鐘も鋳造中に火災が起こって、誰かが火を消そうとして、水をぶっ掛けてしまったら、鐘にひびが入ってしまい、使い物になっていません。欠けた部分が手前にありますが(人で半分隠れている)、その部分だけで11tあるそうです。
こちらは赤の広場に立っている“聖ワシリー寺院”。これを見ると、『モスクワ』って感じがしますね。真ん中の一番高い塔は47mだそうです。イワン雷帝がカザンの汗(ハーン)を降したのを記念して1555‐60年に作られたもの。イワン雷帝というバレエがグリゴロービッチの作品でありますが…、それは置いておいて。この中は博物館として公開されていますが、石段が結構キツイので、足に自信のない方はやめておいた方が良いかもしれません。サンクト・ペテルブルグにもとっても似ている教会がありますが(スパス・ナ・クロービ教会のこと)、中は全然違います。冬だからか、写真が暗いですね。

おまけ。上の写真と同じ“聖ワシリー寺院”です。でも、こっちは夏なんですよ。「冬の…」と言っておきながら、つい写真を見つけたので、おまけで付けてみました。違いはないけど、見比べて見てくださいませ。
これも冬じゃないんですが、UPさせて頂きます。大カーメンヌィ橋からクレムリンを眺めた写真です。黄色と白と緑、更に周りを囲む壁の赤のコントラストがとてもきれいです(壁があんまり見えないけど)。よく絵葉書にもなってます。クレムリンというのはもともとは「城塞」という意味のロシア語だったので、実はモスクワだけじゃなくて、ノブゴロド市など色々な古い都市にはあるんです。でも、モスクワのクレムリンの場合は、政府という意味でも使われていたので、段々違う意味で有名になってしまったのでした。

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