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その4:番外!グルジア料理紹介編

グルジアという国は、旧ソビエト連邦の国で、ソ連が崩壊する前に独立した、コーカサス地方の小さな共和国です。周囲をロシア、アゼルバイジャン、アルメニア、トルコといった国々に囲まれ、一方では黒海に面しています。芸術家やダンサーなど、有名人を輩出していることでも有名です(第2次世界大戦の頃に国を指導していたスターリンもグルジア人で、本名はジュガシビリ)。古くはチェブキアーニ、バランシン(元々のの名前はゲオルギー・バランチナーゼ)など、現在のボリショイ劇場のソリストとしては、ニーナ・アナニアシビリやニコライ・ツィスカリーゼなどがグルジア人です。

モスクワにはグルジア料理のカフェやレストランがたくさんあります。カフェはレストランの廉価版だと思って下さい。私が贔屓にしているグルジア料理のカフェは地下鉄のパルク・クリトゥーリ駅とクロポトキンスカヤ駅の間の、グルジア大使館の近くにある「ママ・ゾーヤ」というカフェです。今回はそこのメニューの中から、私が好んで注文する料理を、写真と共にご紹介します。

 

この写真はハチャプリというチーズを練り込んで焼いたパンです。冷えていても美味しいけど、焼きたてはまた何とも言えない美味しさです。知り合いのグルジア人の女性が自宅で焼いてくれたハチャプリが一番美味しかったかも(笑)。
この写真は焼いたナスにピーナッツを砕いて作ったペーストを乗せた前菜です。香辛料が効いていて何とも言えない美味しさです。ニンニクが効いているので、苦手な人には厳しいかも。上に乗っている赤い物はピーマンです。前はざくろが乗っていたのですが…。
この写真はサツィビという料理で、やはりピーナッツから作った汁で煮た鶏肉の冷たい前菜です。これは注文するたびに鶏肉の量が減っている気がする…(笑)。このソースも美味しくて、ハチャプリに付けて食べたりします。
この写真はナルザンというコーカサスのミネラル・ウォーターです。炭酸入りですが、あんまり気になりません。コーカサスのミネラル・ウォーターでは、他にバルジョミという炭酸のキツイ、潮っぽい味のものが有名ですが、これは無味無臭です。
この写真はハルチョーという辛いスープです。別にこれはグルジア料理ではないかもしれませんが、写真を撮った日に頼んだので(笑)。美味しかったですよ。辛い物が苦手な、けいちか@管理人でもいけましたから。
この写真はメインディッシュの豚肉のシャシリクです。本来、シャシリクというのは、焼き鳥の大きい物を想像していただけると良いかと思いますが、一口大の肉を鉄の串に刺して、炭の上で焼く物です。中央アジアやコーカサス地方の料理と理解しています。元々は羊肉が主だったようですが、モスクワでは、鶏肉、牛肉、豚肉などでもシャシリクを作っています。ちなみにお分かりだとは思いますが、上に乗っているのは生たまねぎの輪切りです。
これらを2人で食べて(スープだけ各人が取ったけど、残りは一皿ずつ)、1人280ルーブルでした。(2002年9月下旬現在1米ドル=31.6ルーブル、1米ドル=約120円ですので、日本円にして約1000円ですかね)

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